技能系工場求人の注意点

仕事内容によるモチベーションの低下

工場系の仕事は大きく技術系と技能系の2種類に分かれています。特定のスキルや知識を必要とする技術系の仕事に対して、技能系は流れ作業を始めとした単純な業務が中心です。技能系は年齢や業務のキャリアなどに左右されることなく、無資格未経験でも採用されやすいのがメリットの反面、注意しなくてはいけないのがモチベーションの低下です。勤務地によって若干の違いはありますが、大半はベルトコンベアによるライン作業のように仕事中は持ち場を離れることができません。1日を通してひたすら同じ作業を繰り返す形となるので、ある程度キャリアを積むと飽きが出てしまうこともあります。モチベーションの低下は業務に支障を来すこともあるので仕事内容を確認することが大切です。

キャリアによる昇給の難しさ

同じ作業の繰り返しがメインとなる技能職では、殆どの現場で専門的なスキルを必要としません。未経験者でも簡単に覚えられるような作業が中心となるため、キャリアが収入に影響され難いというデメリットがあります。この点が特定のスキルが求められる実績や経験で収入が大きくアップしやすい技術職との違いです。収入を基準に技能職を探すのであれば昇給制度が設けられている所を選ぶのが基本と言えます。ただし、求人募集に昇給有と記載されていても、どのタイミングで上げるかは会社の判断に委ねられるのが実情です。役職やキャリアといった条件があることも多いので、面接で質問が許された時にしっかりと質問をして解決しておくことが重要になります。

寮ありの求人では、生活に必要なコストが少なくて済みます。浮いたお金を貯蓄や趣味などに使うことができるのです。